昨日、お天気がよかったので、去年の春に初めて訪ねた上伊那エリアのブナ原生林を再訪しました。
山のガイドブックにも、国土地理院の地形図にも、登山道は載っていないので、去年は地元の役場の詳しい方にルートを教えて頂きました
まずは林道を登山口へ向かいますが、人の足跡は無くて、動物の足跡が続いています。。。 
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全国、山の奥の奥まで、大地の呼吸を塞いで、環境悪化を招く砂防ダム
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周辺環境は、大きなダメージを受けています 
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丸太橋を渡って、登山道に入ります
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ここで、軽アイゼンを装着❄
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去年、ここは斜面崩壊で通行不能で、下の沢沿いにルートを切り開いて通過したところですが、今回は倒木の上を通れました👌
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二本目の丸太橋、動物たちも渡っていますネ
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氷結
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陽だまりを見つけて、早弁
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温かい味噌汁が沁みる~
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カラマツ林越しの伊那谷と南アルプスの山並み
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見上げると、
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あの辺りが、ブナ林かな
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広葉樹も出てきました。
結構、きつい登りが続きます
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車から3時間ほどで、最初の大きなブナ、去年、勝手に”ブナ次郎”と名付けました
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ブナ原生林は、さらに1時間ほどかかります。
ほとんど歩く人もいないので、踏み跡も不明瞭なところが多いです
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沢を隔てた向こうの斜面にブナ林が見えます
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雪も深くなってきました⛄
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20cmくらいかな。。。
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樹の間から見えるのは、南アルプスの塩見岳
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この後、大木が倒れて登山道を塞いでいるところで、道が分からなくなって、しばらく周辺を登ったり下りたりして、ようやく道を見つけて先に進むことができました😅
そーして、ブナ林の始まり☆彡
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大きなブナも出てきました
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そうして、”ブナ太郎”に再会
車を停めたところから、4時間半かかりました
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すでに3時を回っていて、日没前に下山するために急がなければならなりません。去年は登りと同じ道を下ったのですが、今回は一部周回できるルートがあるとのことだったので、電話で再度、役場の詳しい方に連絡を取って、その下山路を確認して、そちらの道を下りることにしました。
そのルート沿いにも、たくさんの見事なブナたちがありました
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シカの群れが通った跡かな。。。
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ただでさえ、踏み跡が不明瞭なところに雪が積もって、ルートが分かりにくく、かろうじて赤いテープを辿って進んでいましたが、途中から、不思議なことに雪の下のルートが見えてくるようになりました
ブナ爺さんたちが、無事に帰れるように手助けしてくれたのかもしれないな~
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と言うことで、日没前に無事下山完了👌
今回は、全行程6時間半の山行でしたが、無積雪期に比べ、体力がかなり消耗した感じです
次回は新緑の時に来たいな~と思いますが、これでルートは完璧に身体で覚えたので、ご希望があれば冬期でもご案内いたしまーす
ただし、装備と体力は必須ですので